代表挨拶

「 製品やサービスが必要とされている場所に最適な形で」


代表取締役 鷲見 健吾

 寿美工業はものづくりに携わる多くの方々の熱意と努力に支えられ、今年で創業85年の年を迎えました。

 これまで私たちは、お客様に最適なものはなにかということを真摯に考え、お客様が必要とするモノやサービスを支障なくお届けする、そのことをモットーに、事業を務めてまいりました。このモットーは2024年を迎えた現在においても一ミリも変わるものではございません。

 しかし時代は変化し、単にモノやサービスを支障なくお届けするというだけで皆さまのお役に立てる時代ではなくなりました。私たちがお客様と仕入先様との間に立ち、そうすることで新たな価値を生み出していくことが出来ないのであれば、私たちが今後必要な存在とされることはないでしょう。

ものづくり現場に高い価値や利益をもたらす優れた製品やサービスを、それら製品やサービスが必要とされている場所に最適な形でお届けし、これまでにない、まったく新たな価値と確かな利益をもたらすこと。それが、私たちの使命です。

この使命を果たすため、私たち寿美工業はどうあるべきなのか。それは、自分たちがやりたいことを好きなように考えれば答えが出るというようなものでは決してなく、その問いに答える最初の出発点は、常にお客様の声の中にあると信じております。

私たちはお客様と仕入れ先様をつなぐ交換手として、実りある豊かな価値を生み出す企業として立っていなければ、存在する意味を持ちません。

そのためにはまず、お客様の声、仕入先様の声をどこよりも深く感じ取り、また、お客様以上に仕入先様のことを知り、仕入先様以上にお客様のことを知ること、そのことが前提となり、またそのような姿勢こそが、自らの使命を果たすための第一歩になると考えています。

その上で、必要とされる製品やサービスをお客様の元に支障なくお届けし、それらを最も適した形でご活用いただくためのアドバイザーとして、常に技術と知識の修練に努め、自らを高めていく努力を続けていかなければなりません。

これらの努力を続けていくため、私たち寿美工業はメンバー全員が、自らの仕事、そして自らの使命に大いなる誇り持ち、お客様と仕入先様の双方に、これまでにない、まったく新たな価値を生み出していくことにあくなき情熱を傾けていく覚悟です。

そうして、ものづくり現場への価値創造を確かなものとすることで、寿美工業として、強く社会への貢献を目指していきたいと切に願っております。

私たち寿美工業は、日夜お客様と仕入れ先様の声に耳を傾け、この活動が私たちの社会により豊かな価値と利益を生み出すものであるよう、常に自らの事業はどうあるべきか、何を目指し、何処に向かうべきかを考え、力強く、たゆまぬ努力を続けていく所存です。

寿美工業株式会社
代表取締役 鷲見 健吾